米Microsoftは現地時間2016年7月8日、Skype用ボット開発プラットフォーム「Skype Bot Platform」の強化について発表した。

 Skype Bot Platformは、テキストや音声、ビデオなど、Skypeの様々なコミュニケーション形式を活用したボットを開発するための各種ツールを開発者に提供するもの。3月の発表以降、3万人以上の開発者が利用しているという。

 今回のアップデートでは、Skypeボットがグループの会話に参加できるようにする。また、画像カード、カルーセル方式のカード、領収カードをサポートし、ボットが視覚的なカード情報を提示できるようになる。さらに、ユーザーはサードパーティーのカードから直接サービスにサインインできる。

 そのほか、自然言語を理解する機能をボットに組み込むための「Bing Entity and Intent Detection」(プレビュー版)を追加する。

 また、同社のBot開発用フレームワーク「Microsoft Bot Framework」との統合強化により、Bot Frameworkで作成したボットを手軽にSkype上に展開し、ボットディレクトリーへの登録も行える。

[発表資料へ]