日本ケーブルテレビ連盟は2016年7月7日、ケーブル4Kとして初となる生中継を、8月11日に長野県松本市から、8月15日に徳島県徳島市から実施すると発表した。11日と15日はそれぞれ、「1日まるごと長野Day」「1日まるごと徳島Day」として、両県の自然をテーマにした作品を終日放送する。

 「山の日」記念全国大会が8月10日、11日に松本市で実施される。11日は松本市・上高地で行われる記念式典・記念行事の模様および標高3180mの槍ヶ岳山頂からの映像をテレビ松本ケーブルビジョンが4K映像で配信する。この配信を受けて、ケーブル4Kは9時から15時まで生中継を行う。

 同日は、日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会のケーブルテレビ事業者約10社が集まり、長野県と共同で制作する「NAGANO綺麗」や、各社が制作した4K番組を「1日まるごと長野Day」として放送する。

 徳島の生中継は「阿波踊り」の模様を放送する。今年度は「とくしま 4K フォーラム実行委員会」がケーブルテレビ徳島と共同し、テレビ鳴門の協力を得て8月15日6時~24時の終日、阿波踊りの生中継を中心に、「1日まるごと徳島Day」を実施する。

 ケーブル4Kは、日本ケーブルテレビ連盟が主体になって、全国のケーブルテレビ局が制作した4K番組を統一編成して放送しているチャンネルの名称。日本デジタル配信が運営し、同社とジャパンケーブルキャストが送出運営を行っている。2016年7月1日時点で、ケーブルテレビの57社が採用している。

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