キヤノンITソリューションズは2016年7月7日、2016年秋に販売開始を予定している「メール無害化サービス」の先行評価版の提供を開始した。同社が展開するクラウドサービス「GUARDIANセキュリティサービス」のラインアップの一つ。先行評価版は無償で利用できる。

メール無害化サービスの利用イメージ
メール無害化サービスの利用イメージ
(出所:キヤノンITソリューションズ)
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 メール無害化サービスは、不正なプログラムを含んだファイルをメールに添付して攻撃する手法に対処するもの。「GUARDIANセキュリティサービスセンター」がユーザーに向けて送信されたメールをいったん保管。ウイルスチェック、添付ファイルの削除、HTMLメールのテキスト化、文中のURLの削除をしてからユーザーにメールを届ける。

 ユーザーは、無害化されたメールを見て危険性を判断。問題なければ、サービスセンターに保管されている元メールにアクセスする。元メールは、閲覧、ダウンロード、配送、転送ができる。先行評価版にはないが、製品版では特定の送信元は無害化しないホワイトリスト機能も備えるという。

 先行評価版の申込期間は2016年7月7日から9月30日まで。提供期間は7月7日から10月14日まで。

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