弥生は2016年7月1日、会計クラウドサービス「YAYOI SMART CONNECT」と、PFUのスキャンクラウドサービス「ScanSnap Cloud」とのデータ連携機能を同日から提供開始したと発表した。紙のレシートや領収書から自動で取引データを生成して「弥生会計」など同社製会計ソフトに転送できる。

 スキャナーでスキャンしたレシートや領収書などのデータを、PCやアプリを起動することなく、YAYOI SMART CONNECTに直接送信できる。受け取った画像データからOCR処理で取引データを生成して仕訳データに自動変換後、弥生会計に転送する。毎日経費のレシートを取り込んでおいて、月に1回など時間のあるときにPCを立ち上げて自動変換された仕訳を確認するといった使い方が可能。

 また、ScanSnap CloudとYAYOI SMART CONNECTは、ともにe-文書法に対応するため、一定要件を満たせば紙の原本を破棄できる。連携により証憑の整理、ファイリングから仕訳の入力までを一貫して自動化できる。

 対応する会計ソフトは、クラウドアプリケーションが「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」。デスクトップ・アプリケーションが「弥生会計 16」「やよいの青色申告 16」。

「YAYOI SMART CONNECT」のWebサイト
「ScanSnap Cloud」のWebサイト