Credit: 米Facebook
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 米Facebookは現地時間2016年6月9日、360度写真の手軽な閲覧および投稿を可能にすると発表した。

 米Appleの「iPhone」や韓国Samsung Electronicsの「Galaxy」スマートフォンなどのパノラマ機能で撮った写真、360度カメラあるいはアプリケーションを使って撮影した写真を、通常の画像と同様に簡単にFacebookに投稿できる。

 投稿された360度写真は、ニュースフィードに表示される。写真の右側にコンパスのアイコンが表示されるので、360度写真とすぐに判断できる。

 モバイルデバイス上では、画像をタップ&ドラッグしたり、端末を傾けたりすることでさまざまな視点から写真を眺められる。Web版ではクリック&ドラッグで自由にいろいろな方向に動かせる。

 SamsungとFacebook傘下のOculus VRが共同開発した仮想現実(VR)ヘッドセット「Gear VR」で見る場合は、写真の左上に表示される「View in VR」ボタンをクリックすれば、頭を動かして周囲を見渡すように写真を楽しめる。

 すでに英国人ミュージシャンのPaul McCartney氏米紙New York Times米航空宇宙局(NASA)などが360度写真を公開している。

 同日より、FacebookのWeb版と最新バージョンのモバイルアプリケーションで360度写真を閲覧できる。360度写真の投稿は今後数日間で可能にする。

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