米インテルは2016年6月2日、台湾・台北で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2016」で最新インタフェース「Thunderbolt 3」についての説明会を開催し、2015年の発表から1年が経過した同インタフェースについて最新情報を公開した。

1年間で拡大したThunderbolt 3搭載PCと周辺機器

 説明会には、2015年と同様にインテルのクライアントコンピューティング事業部バイスプレジデントのShahaf Kieselstein氏と、Thunderboltマーケティング担当ディレクターのJason Ziller氏が登壇した(写真1、2)。

写真1●米インテル クライアントコンピューティング事業部バイスプレジデントのShahaf Kieselstein氏
写真1●米インテル クライアントコンピューティング事業部バイスプレジデントのShahaf Kieselstein氏
(撮影:山口 健太、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]
写真2●米インテル クライアントコンピューティング事業部 Thunderboltマーケティング担当ディレクターのJason Ziller氏
写真2●米インテル クライアントコンピューティング事業部 Thunderboltマーケティング担当ディレクターのJason Ziller氏
[画像のクリックで拡大表示]

 Ziller氏はThunderbolt 3の採用状況について「60以上のPCがThunderbolt 3を採用した」との数字を挙げ、そのフォームファクターもデスクトップや2-in-1、薄型クラムシェル、ゲーミングPCなど多岐にわたっているとした。

 Thunderbolt 3対応の周辺機器として、PC用のドッキングステーションや高速ストレージ、外部グラフィックスデバイスなどが登場しており、「20以上のデバイスが発表済みで、さらに65種類が登場予定だ」(Ziller氏)とした(写真3)。

写真3●65種類以上のThunderbolt 3デバイスが登場予定
写真3●65種類以上のThunderbolt 3デバイスが登場予定
[画像のクリックで拡大表示]