写真●Oracle Database Cloud Exadata Serviceを説明する日本オラクルのWebページ
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出所:日本オラクル
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 人材サービス大手のテンプホールディングスは、グループ共通のデータベース基盤を構築する統合基盤プロジェクトで、日本オラクルが提供するPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)製品群を導入した。日本オラクルが2016年5月30日に発表している。

 テンプホールディングスが導入したのは、高性能データベースの「Oracle Database Cloud Exadata Service」をはじめとするオラクルのPaaS「Oracle Cloud Platform」の製品群だ(写真)。仮想マシン環境やストレージをクラウドで提供する、オラクルのIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)も採用している。

 Oracle Cloud Platformの製品群を全面的に採用すると決定したのは2015年8月。日本オラクルによると、「Oracle Database Cloud Exadata Serviceの導入事例では国内初公開」という。

 テンプホールディングスは既存のオンプレミス(自社所有)環境で、データベースサーバー専用機の「Oracle Exadata」を利用している。今回導入したクラウド製品群は、統合基盤プロジェクトの開発・検証環境、災害対策環境、機会学習・分析環境などで活用する。