2016年5月31日より、台湾・台北市にてICT展示会「COMPUTEX TAIPEI 2016」が開幕する(写真1)。
主催者発表による2015年度の実績は22カ国から1702社の企業が5000ブース以上を出展し、来場者は13万人以上で2014年度から1.16%増加した。海外来場者は日本からの3000人を含む162カ国、3万9130人を記録した。
2016年度のテーマとしては「IoT」「スタートアップ」「ゲーミング」「スマートビジネスソリューション」を掲げる。展示エリアも刷新し、台北貿易センター(TWTC)展示ホール1の大部分を「SmarTEX」としてリニューアル。スマートホームや3Dプリンティングなど、スマート化技術に特化した製品やソリューションを展示する(写真2)。
台北貿易センター展示ホール3の「InnoVEX」エリアには、IoTやeコマースなど200以上のスタートアップが出展。「iStyle」エリアにはiOS向け周辺機器やアプリなどアップル関連製品が出展する(写真3)。
インテル、マイクロソフトの基調講演に注目
COMPUTEX 2016開幕前日の5月30日には、地元台湾のASUSTeK Computerが製品発表会「Zenvolution」を開催する。2015年には「ZenFone Selfie」や「ZenPad」などスマートフォン、タブレットを発表しており、2016年も最新モデルの発表が期待される。
展示会に先立って公開したティザー動画では、アンテナデザインが進化したスマートフォンの登場を示唆。「#Z3N」というハッシュタグから、フラグシップモデル「ZenFone 3」の発表が期待される。現地時間午後2時からの発表会はライブ配信(http://press.asus.com/events/Computex/2016/)も予定されている。