京都府京丹後市で活動するNPO法人の気張る!ふるさと丹後町と、配車アプリのUber Japanは2016年5月26日、同市内の丹後庁舎(旧丹後町役場)でUberアプリを使って自家用車による有償輸送を行う「ささえ合い交通」の出発式を開催した(写真1)。同日から旧丹後町域でサービスを始めた。
気張る!ふるさと丹後町の村上正宏理事長(写真2)は、「合併で誕生した京丹後市内でも、旧丹後町域は過疎化・高齢化が激しい。住民や観光客がいつでも移動したいというニーズに応えることで、地域に貢献したい」と述べた。
Uber Japanの高橋正巳執行役員社長(写真3)は、「Uberアプリでは、スマートフォンやタブレットでボタンを押すだけで車を呼べる利便性がある。訪日外国人も自国で使っているUberアプリをそのまま利用できる。京都市内から丹後まで足を伸ばした訪日外国人にも使っていただきたい」と述べた。
実際に、出発式では地元住民がUberアプリで配車依頼するデモを披露する前に、シンガポールから来たという客が配車依頼するハプニングがあった。車は客を乗せて駅へと向かった。