製品の外観
製品の外観
(出所:パナソニックESネットワークス)
[画像のクリックで拡大表示]

 パナソニックESネットワークスは2016年5月24日、全ポートがギガビット対応で、1ポートあたり30Wまで給電可能なPoE Plus給電スイッチングハブ3機種を9月1日に発売すると発表した。希望小売価格(税別)は、4ポート給電可能な「GA-AS4TPoE+」が7万円、10ポート給電可能な「GA-AS10TPoE+」が9万円、12ポート給電可能な「GA-AS12TPoE+」が11万円。

 ネットワークカメラや無線LANアクセスポイントなどの接続を想定した製品。特にGA-AS4TPoE+とGA-AS10TPoE+はファンレス設計を採用し、コンビニエンスストアなどの小型店舗の設置に向く。全機種ともVLAN機能やポートグルーピング機能を搭載し、セキュアなネットワークを構築できる。Webブラウザーを使って、日本語のグラフィカルな表示で機器の設定や状態管理を行える。

 無償のサポートアプリケーション「ZEQUO asssit Plus」を使うことで、接続端末とのリンクがダウンするなどの異常時に、メールやポップアップ、音声での通知が可能。また、ネットワークカメラなどからの応答(Ping監視)がなくなった場合、自動でPoE給電をオン・オフして再起動させることが可能。

 GA-AS4TPoE+はギガビットイーサネットを6ポート(うち給電可能は4ポート)、GA-AS10TPoE+は12ポート(同10ポート)、GA-AS12TPoE+は14ポート(同12ポート)搭載する。本体寸法は幅210×高さ44×奥行き210mm。重さは約1800g(GA-AS4TPoE+)、2300g(GA-AS10TPoE+)、2400g(GA-AS12TPoE+)。

[パナソニックESネットワークスの発表資料へ]