総務省 四国総合通信局は2016年5月17日、今治シーエーティーブィおよび愛媛CATVに対して、いわゆる高度化方式の地域BWAの無線局免許を同日に交付したと発表した。

 今治シーエーティーブィと愛媛CATVはそれぞれ、免許の対象区域においてWiMAX方式による地域BWAサービスを提供してきた。今回は、2014年10月に地域BWAシステムのデータ通信速度の大幅な高速化を可能にする高度化方式(WiMAX R2.1AEあるいはAXGP)が制度化されたことを受けて、同方式によるサービスを提供するもの。いずれも、2016年7月のサービス開始を予定する。

 今治シーエーティーブィは、一般向けのモバイルブロードバンドサービスのほか、自治体向けにイベントや市議会中継用回線、フリーWi-Fi回線などの提供を予定する。技術方式はWiMAX R2.1AEで、基地局数は2。

 愛媛CATVは、一般向けのモバイルブロードバンドサービスのほか、自治体向けに災害時公共施設通信回線やフリーWi-Fi回線などの提供を予定する。技術方式はAXGPで、基地局数は10。

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