Instagramアプリケーションの新しいロゴ
Instagramアプリケーションの新しいロゴ
(出所:Instagram)
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 米Facebook傘下のInstagramは現地時間2016年5月11日、Instagramアプリケーションの新しいロゴを発表した。従来の実物に近い質感や外観的特徴を模したSkeuomorphic(スキュアモーフィック)なロゴから、フラットなロゴに変更した。

 新しいロゴは、レインボウカラーをもとにしたグラデーションを背景に、丸みのある正方形や円を組み合わせたカメラレンズをイメージさせるカラフルかつシンプルなデザインになっている。

 同社は、従来ロゴでユーザーが気に入っていたレインボウカラーとレンズは取り入れるべき重要な視覚要素だと考えた。社内で従業員に記憶を頼りにアイコンを描いてもらった調査でも、ほとんどがレインボウカラー、レンズ、ファインダーを描いたという。

 ロゴの刷新にあわせて、ユーザーインタフェースも改良した。余計な色や細かなものを省き、主役であるユーザーのコンテンツが引き立つようにしたという。

 さらに、関連アプリケーション「Hyperlapse」「Layout」「Boomerang」も統一性のあるアイコンに変更した。

 Instagramのデザイン責任者は、「Instagramは5年前、写真を手軽に編集および共有できる場として始まった。今ではかつてないほど多くの写真や動画を人々が共有する多様性のあるコミュニティーに発展している。Instagramの伝統と精神を守りつつ、コミュニティーの幅広い表現力を象徴するデザインにしたいと考えた」と説明した。現在Instagramには、1日あたり世界で8000万以上の写真およびビデオが投稿されているという。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]