NECは2016年5月11日、ソフトバンクが同日開始したIoTクラウドサービス「IoTクラウドサービス on CONNEXIVE(ICC)」向けに、IoT/M2Mサービスプラットフォーム「CONNEXIVE(コネクシブ)」を提供したと発表した。

 ICCは、IoTを手軽に始めたい法人向けサービスで、機器データ収集、見える化、アラート通知機能を、IoTゲートウエイからデータセンター側のアプリケーションまでワンストップで提供する。IoT導入に必要な機能をクラウドで提供するため、個別の開発コストを抑えてスモールスタートが可能。利用料金(税別)はIoTゲートウエイ1台あたり月額500円。

 CONNEXIVEは、各種センサーや情報端末、車載機器などのさまざまな機器をネットワークに接続し、各機器が持つ情報を集約して活用できるようにするアプリケーションおよびシステム基盤。通信事業者や企業は、例えば機器の遠隔メンテナンスや制御の高度化、車両の運行管理効率化といったIoTサービスを容易に構築できる。

 NECは、リアルタイム性や大容量通信など高度なネットワーク性能を必要とするIoTサービスの開発も検討しており、IoT向けネットワークの構築を含めた対応を進めていくという。

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