写真●bitFlyerの加納 裕三 代表取締役
写真●bitFlyerの加納 裕三 代表取締役
[画像のクリックで拡大表示]

 ビットコイン取引所の運営などを手掛けるbitFlyerは2016年4月26日、ベンチャーラボインベストメント、SBIインベストメントなどを引受先とする第三者割当増資により、約30億円を調達したと発表した(写真)。暗号通貨関連サービスの拡充やブロックチェーン領域への取組強化に充てるとしている。

 bitFlyerは、2016年1月にブロックチェーン事業の創出や育成支援を目的とする社内ファンド「ブロックチェーン・エンジェルファンド」を組成した。ファンド総額は5000万円。IoTデバイスとブロックチェーンを連携させるアプリケーションの開発プラットフォーム「hublive」を提供するスタートアップ企業、シビラに出資し、ノウハウ共有や海外展開で業務提携している。

 今回の大型資金調達によってbitFlyerは、ブロックチェーン領域での技術開発やサービス展開を加速させるとみられる。