総務省 九州総合通信局は、2016年4月25日に、御船町に対して、超短波放送局(臨時目的放送局)の免許を付与した。この放送局は、熊本地震による災害に関し、迅速かつきめ細かい情報の提供を行って被害の軽減に役立てることを目的とする、いわゆる臨時災害放送局(FMラジオ放送局)である。

 熊本地震による臨時災害放送局としては、これまで熊本市が4月18日、甲佐町が4月23日に免許を付与されている。今回が3局目となる。

 このうち、熊本市は、既設のコミュニティFM局である熊本シティエフエムの機材を活用する形で、臨時災害放送局を開設した(関連記事)。甲佐町は、九州総合通信局が所有する臨時災害放送用機器を使用している。今回の御船町は、信越総合通信局が所有する臨時災害放送用機器を使用する。

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