タッチスクリーン液晶ディスプレイ「BF1」シリーズ
タッチスクリーン液晶ディスプレイ「BF1」シリーズ
出所:パナソニック

 パナソニックは2016年4月25日、電子黒板やホワイトボードとして使えるタッチスクリーン液晶ディスプレイ「BF1」シリーズを5月に発売すると発表した。価格はオープン。予想実勢価格(税別)は、50型「TH-50BF1J」が35万円前後、65型「TH-65BF1J」が60万円前後、80型「TH-80BF1J」が180万円前後。

 表示した画面の上にタッチ操作で文字や図形などを描くことができる液晶ディスプレイで、教育現場やオフィスなど様々な用途で使用できる。入力切り替えやペンツール、拡大ツール、音声ボリュームなど、頻繁に使う機能は画面上のメニューバーから直接アクセスできる。ユニバーサルデザインに対応し、描画メニューやディスプレイ本体の電源ランプ、各種設定メニューなど、色覚の個人差を意識しないで利用できるよう配色に配慮した。

 従来の専用アプリ経由での無線LAN接続機能に加えて、インテルのワイヤレスディスプレイ規格「Pro WiDi」に対応。Pro WiDi対応パソコンやAndroidデバイスからコンテンツをワイヤレス転送して表示できるほか、「会議管理モード」機能により最大10人まで接続して、発表者を自由に交代したり、司会者が発表者を管理するなど、様々な会議スタイルに対応する。

 タッチ検出方式は赤外線遮断方式で、最大12点マルチタッチに対応する。解像度はフルHD(1920×1080ドット)、輝度は350cd/平方メートル。各20Wのステレオスピーカーを内蔵する。接続端子はHDMIが2系統、コンポーネントビデオ/RGB入力が1系統、デジタルRGB(DVI-D)入力が1系統、アナログRGBが1系統。また、DIGITAL LINK/LAN端子とUSBメモリー端子を備える。

 50型TH-50BF1Jの本体寸法は幅1185×高さ705×奥行き104mm、重さ約34kg。65型TH-65BF1Jは幅1517×高さ892×奥行き108mm、重さ約58kg。80型TH-80BF1Jは幅1868×高さ1093×奥行き104mm、重さ約81kg。

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