ドリーム・トレイン・インターネット（DTI）は、モバイル高速データ通信サービス「DTI SIM」において、「通信速度制限の緩和」を2016年4月29日から、「データ容量繰り越しサービス」を5月1日から提供開始する。ユーザーが申し込む必要はなく、提供開始日から自動的に適用される。
通信速度制限の緩和は、これまで連続3日間で所定の基準を超過した通信量を使用した場合に通信速度制限をかけていたが、その適用基準を緩和する。1Gバイトの契約プランでは3日間で366Mバイトから700Mバイト、3Gバイトの契約プランでは同1Gバイトから2Gバイト、5Gバイト/10Gバイトの契約プランでは同1Gバイトから3Gバイトに拡大する。
データ容量繰り越しサービスは、使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越すことが可能で、4月利用分より自動的に適用される。契約プランのデータ容量と同量まで翌月に繰り越し可能で、例えば10Gバイトの契約プランの場合、最大10Gバイトまで繰り越すことが可能で、翌月は最大20Gバイトまで利用できる。
また、繰り越す残存データの容量との合算値が契約プランのデータ容量以内であれば、容量チャージで追加購入したデータ容量も繰り越しできる。繰り越されたデータ容量を含む現在利用可能なデータ容量は「MyDTI」から確認できる。
DTI SIMは、NTTドコモのLTE/3G通信網を利用できるMVNOサービス。通信速度は上り最大50Mビット/秒、下り最大225Mビット/秒。データプラン、データSMSプラン、音声プランの3種類で、それぞれ通信容量1Gバイト/3Gバイト/5Gバイト/10Gバイトを用意した。基本料金（税別）は月額600円（1Gバイトデータプラン）〜2900円（10Gバイト音声プラン）。
［ 「DTI SIM」のWebサイト］［ DTIのWebサイト］
