米GoProは現地時間2016年4月14日、同社製品と連係するハードウエアやアプリケーションの開発を支援するプログラム「GoPro Developer Program」を正式発表した。

 同プログラムでは、iOSおよびAndroid対応アプリケーションからGoProカメラの機能にアクセスするためのカメラツールキット、物理的にGoProカメラと接続するためのメカニカルツールキットなどを用意する。

 これらツールキットにより、サードパーティーの開発者は、GoProカメラの操作機能やメディア管理機能と統合したモバイルアプリケーションを構築するほか、Herobusコネクタあるいは無線経由でGoProカメラと接続して操作可能なデバイス、精密なGoProカメラ用マウントやハウジングなどを開発できる。

 GoProは1年以上前から他社との協力を進めていた。同社は同日開催した発表イベントで、GoProカメラと連係するドイツBMWの走行データ取得アプリケーション、米Fisher-Priceのベビー用スマート玩具、スペインTelefonicaの動画共有アプリケーション、英Timecode Systemsのタイムコード同期システムなどを紹介した。

 GoPro Developer Programへの参加申込みは専用ページから行える。

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