日立ソリューションズは2016年4月7日、UTM(統合脅威管理)機器である「FortiGateシリーズ」向けに、ファイル暗号化ソフト「秘文Data Encryption」と連携する機能を提供すると発表した。FortiGateがメール添付ファイルをチェックし、秘文で暗号化されていなかった場合は送信をブロックする。同機能の狙いは、添付ファイルの暗号化というメールの運用ルールを徹底し、内部統制を強化することだ。

 FortiGateを機能拡張するソフトを新規に開発した。これを使うと、送信メールに添付されているファイルが秘文によって暗号化されたものかどうかを判断できる。秘文Data Encryption(日立ソリューションズが開発)を所有し、なおかつFortiGate(米フォーティネットが開発)を日立ソリューションズから購入したユーザー向けに無償で提供する。

 製品の価格(税別)は、以下の通り。FortiGateは、43万7000円から。秘文Data Encryptionは、ライセンス購入型がクライアント1台当たり1万円、サブスクリプション(購読)型がクライアント1台当たり年額5000円。