シスコシステムズは2016年4月6日、中小企業向けブランド「Cisco Start(シスコ スタート)」の新たな取り組みを発表した。新たなクラウドサービスの追加やStartルーター製品のセキュリティ機能の拡充のほか、顧客と販売パートナーをつなげるプラットフォーム「Cisco Startマーケットプレイス」を開設した。

 Cisco Startシリーズは、日本の中小企業のニーズを満たした製品開発やサポート体制の構築、新規チャネルの開拓、販売体制の強化などを展開するブランドで、2015年9月に立ち上げた。シンプル(簡単)、スマート(高機能)、セキュア(安全)なネットワークソリューションを提供するとしている。

 今回、「Cisco 841ルータ」の日本語GUIにアプリケーションの可視化、ブロック機能を搭載。非業務アプリケーションの可視化による業務効率の向上、組織として許可・認知されていない有害なアプリケーションへの接続を遮断することで通信品質の向上が可能になる。

 また、簡単・安全にテレワークを提供できるWeb会議システム「Cisco WebEx」と、クラウドベースのセキュリティサービス「CiscoクラウドWeb セキュリティ(CWS)」をラインアップに追加した。Startシリーズのハードウエア製品と組み合わせて特別価格で提供する。

 このほかにも、Cisco SMBマーケットプレイスは、見積から購買判断までをワンストップで支援する。また、販売パートナー独自のプロモーション情報なども提供する。

[「Cisco Start」シリーズのWebサイト]
[「Cisco SMBマーケットプレイス」のWebサイト]
[シスコシステムズのWebサイト]