米Googleは車載統合システム向けプラットフォーム「Android Auto」を新たに18カ国でリリースした。同社のAndroid事業部門がTwitterアカウントGoogle+アカウントからの投稿で現地時間2016年4月4日に明らかにしたもの。

 新たにAndroid Autoが利用可能になったのはアルゼンチン、オーストリア、ボリビア、ブラジル、スイス、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、グワテマラ、インド、パナマ、ペルー、パラグワイ、ロシア、ウルグアイ、ベネズエラ。さらに米自治領プエルトリコにも拡大した。

 Android Autoをサポートする車では、Androidスマートフォンを接続してダッシュボードのタッチスクリーン画面から地図サービスや音楽配信サービス、Web検索などにアクセスできる。これまで、米国、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ニュージーランド、スペイン、英国で展開していた(米The Vergeの情報)。

 今回の提供拡大によってAndroid Autoは28カ国で利用可能になるが、競合する米Appleの「CarPlay」は33カ国で展開されている(米CNETの報道)。