米Microsoftは新しい有料電子メールサービスを月額3.99ドルで提供する計画のようだと、複数の米メディア(PCWorldFortuneなど)が現地時間2016年4月4日に報じた。

 Microsoftが「Outlook.com Premium」と呼ぶ新サービスをテスト中であることは、2月に米ZDNetが伝えていたが、今回、米技術情報サイト「Thurrott.com」がOutlook.com Premiumの専用ページが公開されているのを確認したことから、より詳しい情報が分かった。

 Outlook.com Premiumはパーソナル化したアドレスを5件登録でき、広告非表示のInbox機能や強化したカレンダー機能などを備える。現在、招待制でベータテストを実施している。

 当初は「Office 365」ユーザー向けの無償アドオンと見られたが、スタンドアロンの場合は1年目を無料トライアル期間とし、2年目から機能を拡大して月額3.99ドルにするという。

 ただし現在テスト段階であるため、正式リリース時には利用料が変更される可能性があると、Thurrott.comは強調している。正式リリース時期も不明で、フィードバックによっては正式サービスに至らず計画が中止になることもありえる。