ITホールディングスグループの中央システムは2016年3月30日、小売店舗や外食サービス店舗などに向けて、シフト勤務表の作成を支援するクラウドサービス「シフケア」(写真)を開始した。価格(税別)は、従業者(スタッフ)100人の最小構成で3000円、10人追加当たり300円。初期費用は無料。

図●シフケアの画面
図●シフケアの画面
(出所:中央システム)
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 シフト勤務表の作成を支援するWebアプリケーションを、クラウド型で提供する。個々のスタッフは、メールで送られてくるURLをクリックしてWebアプリケーションにログインし、希望する勤務シフトを登録する。管理者は、パソコンやタブレットのWebブラウザーからログインし、登録されたデータを調整する。確定したシフト表はスタッフ全員で共有する。

 シフケアは近日中に、人件費を計算する機能を追加する。スタッフの時給を設定することで、店舗ごとに給料の試算ができるようになる。

 同社はこれまで、クラウド型の勤怠管理サービス「ディーレコ」を提供してきた。ディーレコ(勤怠管理)とシフケア(シフト勤務表の作成)は現状では独立して動作するが、将来はデータを連携させる予定という。