ソフトバンクは2016年3月30日、企業が消費者の声を取り入れながら製品の企画から販売まで一貫して行うことができる消費者参加型プラットフォーム「+Style(プラススタイル)」を同日から提供開始したと発表した。

 製品企画「プランニング」、事前に製品購入を募る「クラウドファンディング」、一般販売前の製品を限定販売できる「ショッピング」の3つの機能を備えた。企業は、3機能すべてを利用することも、既に企画が固まっている製品をクラウドファンディングやショッピングで販売するなど、1機能だけ活用することも可能。

 プランニングは、企業が製品アイデアなどを投稿し、興味を持ったユーザーから意見を募集することが可能。企業とユーザーが製品化に向けて一緒に企画を進めることができる。

 クラウドファンディングは、プランニングで練り上げた製品規格、試作中の製品、海外企業の日本初進出の製品などを、インターネット経由でユーザーから事前に製品購入を募ることができる。

 ショッピングは、一般販売前の製品を先行や数量限定で販売し、製品に対するユーザーからの意見を集めることができる。一般発売前に市場の声を聞くといったマーケティングの場として活用できる。

 第1弾として、プランニング3件、クラウドファンディング16件、ショッピング10件のプロジェクトを4月下旬まで順次公開する。2016年内200プロジェクトを目指す。

「+Style」のWebサイト