グレープシティは2016年3月16日、バーコードを生成するコンポーネント「GrapeCity Barcode for Salesforce」をセールスフォース・ドットコムのマーケットプレース「AppExchange」上で販売すると発表した。価格は、1ユーザー当たり月額900円(税抜)。

 同コンポーネントは、取引先や商品といったセールスフォース上で管理しているデータをバーコード化するもの。コンポーネントで生成できるバーコードは、JANやITF、QRコードなど20種類以上。従来からセールスフォースが提供する「Visualforce」向けだけではなく、新しいUIの「Lightning」向けのコンポーネントも含まれている。

 さらに、iOS/Android向けのアプリ「Salesforce1」にバーコードの読み取り機能も実装できる。現段階ではベータ版だが、この機能を使えばモバイル端末のカメラでバーコードを読み取り、ひも付けされたデータを取得できるようになる。QRコードやJANコードなどの7種類のバーコードを読み取れる。

 グレープシティは、GrapeCity Barcode for Salesforceだけではなく、今後もセールスフォース向けのコンポーネントを提供していく予定。年内には、Excelのような操作で帳票を作成できるコンポーネントのリリースを予定している。