資産運用プラットフォームを提供予定のFolioは2016年3月15日、DCMベンチャーズ、およびDraper Nexusに対し、3億円の第三者割当増資を実施したと発表した。調達した資金を人材の拡充、バックエンド開発費に当てる予定。年内のサービス開始に向け、開発を急ぐ。

 Folioは世界中のETF(上場投資信託)から一人ひとりに合った最適な国際分散投資を提供するロボ・アドバイザーに加え、ヘッジファンドやプライベートバンクなどが利用する最先端の投資技術を、高いUX(ユーザー・エクスペリエンス)で提供する投資運用プラットフォームを開発中。テーマ別にポートフォリオを選べるなど、幅広い投資ニーズに対応する予定だ。

 Folioはゴールドマン・サックス証券、バークレイズ証券を経た甲斐真一郎氏が2015年12月10日に設立した。現在はサービス開始に向け、金融免許の取得に動いている。