画面●入札情報速報サービス「NJSS」(エヌジェス)のWebサイト
画面●入札情報速報サービス「NJSS」(エヌジェス)のWebサイト
(出所:うるる)
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 クラウドソーシングサービスのうるる(東京・中央)は2016年3月10日、同社が運営する官公庁・公的機関の入札情報速報サービス「NJSS」(エヌジェス)の入札案件収集対象機関数が6000件を越えたと発表した(画面)。2017年までに7000機関まで増やすことを目指す。

 NJSSの累計登録案件数は約750万件で、同種のサービスとして国内最大級である。在宅ワークマッチングサービス「シェフティ」で持つ30万人近い人的ネットワークを生かし、官公庁・公的機関がWebサイトなどで公開した入札情報を人力で収集・整理。入札案件獲得を目指す企業などに向けて情報提供している。

 NJSSの情報は、中央省庁やその外郭団体の他、全国の都道府県・市区町村や国立大学法人などの入札案件を網羅している。2015年の傾向としては、統一地方選挙に伴う選挙関係の案件が目立ったほか、官公庁で準備が進むマイナンバー関連のシステムや役務を調達する案件も多かったという。

うるるの発表資料