写真●「Cloud Days Tokyo/ビッグデータEXPO/セキュリティ&ガバナンス/モバイル&ウエアラブル/IoT Japan」の受付の様子
写真●「Cloud Days Tokyo/ビッグデータEXPO/セキュリティ&ガバナンス/モバイル&ウエアラブル/IoT Japan」の受付の様子
(撮影:井上 裕康)
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 クラウドからIoTに至るICTの最新トレンドを網羅し、ICTの未来を1個所で把握できる専門展「Cloud Days Tokyo/ビッグデータEXPO/セキュリティ&ガバナンス/モバイル&ウエアラブル/IoT Japan」(主催:日経BP社)が2016年3月10日、東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で開幕した(写真)。

 10時からのキーノートには、今年1月から日本でも自動運転を認可されたテスラモーターズジャパンのニコラ ヴィレジェ社長が登壇。「テスラのソフトウェアアップデートで実現する自動運転社会」と題して、世界中の輸送手段の電動化という壮大な目標に向けたテスラの軌跡と次の一手を語った。

 初日(3月10日)のキーノートとしては、12時30分からオタフクホールディングスの岡本 侯子 執行役員経営企画部部長が同社におけるクラウド導入の実際について講演するほか、日本IBMの小池 裕幸 執行役員クラウド事業統括担当がデジタル化に向けたIBMの取り組みを紹介する。また13時15分からは「クラウドユーザー企業としての富士ゼロックスの取り組み~ハイブリッド、グローバル、そしてマルチクラウドへ~」と題して、富士ゼロックスの黒須 義一 クラウド統括が同社の取り組みを披露する。このほかにもブリリアントサービス杉本 礼彦 代表取締役よるウエアラブル端末の導入に関するキーノートやソラコムの玉川 憲 社長によるIoT向け通信サービスに関するキーノートも予定されている。

 2日目(11日)のキーノートとしては、10時からNTTドコモの栄藤 稔 執行役員が登壇し、「クラウド2.0のもたらす破壊力と大企業内でのイノベーション」と題して講演する。11時からは「2800万人の顧客データ分析で実現! お客様とつながり続けるマーケティング」と題して、オートバックスセブンの藤原 伸一 執行役員が同社のビッグデータ活用の取り組みを語る。さらに16時15分からはセブン&アイ・ホールディングスの粟飯原 勝胤 執行役員が登壇し、同グループのオムニチャネル戦略を紹介する。2日目はほかにもセキュリティ、IoT、人工知能などホットなテーマに関するキーノートが目白押しだ。

 Cloud Days Tokyo/ビッグデータEXPO/セキュリティ&ガバナンス/モバイル&ウエアラブル/IoT Japanは、それぞれがクラウドコンピューティング、ビッグデータ、セキュリティ&ガバナンス、モバイル&ウエアラブル、IoTに焦点を当てた専門展。5展合わせて143社が出展・協賛し、2日間にわたって81セッションにも及ぶキーノートやセミナーを開講する。日経コンピュータやITproなど日経BP社の各メディアも、展示会場内のシアター講演を中心に様々な主催者企画を展開する。

 Cloud Days Tokyo/ビッグデータEXPO/セキュリティ&ガバナンス/モバイル&ウエアラブル/IoT Japanのもようは適宜、ITproで速報する。