米Googleは、Google検索結果に特定の著名人の情報をフィード配信する機能をテスト中だ。同社は現地時間2016年3月4日までに新機能の専用サイトを開設し、米大統領選の候補者を対象に米国でテストを行っていることを明らかにした。

 この機能を導入することにより、テキスト、画像、ビデオといったコンテンツを直接Google検索に投稿できる。投稿されたコンテンツは、その候補者に関する検索が行われた結果ページに表示される。情報はほぼリアリタイムで更新され、主要なSNSで手軽に共有できる。

 Googleは同機能を、大統領選候補者以外の著名人や大手ブランドなどにも広げたいとしている。

 米メディア(The Verge)の報道によると、テストは先月より行われており、例えば「Hillary Clinton」を検索すると、「On Google」の文字と、身元確認済みであることを示す青いチェックが入った情報カードがカルーセル方式で表示される。テスト対象は現在、大統領選候補者のみのはずだが、同メディアはニューヨークの宝飾品店の広告カードがフィードされているのを確認している。