米Googleは現地時間2016年3月2日、画像管理サービス「Google Photos」の機能強化について発表した。編集モードから離れることなく、写真を切り替えられる。

 画像に加えた編集は自動的に保存され、「Revert to Original(元に戻す)」ボタンをクリックすれば、簡単に編集前の状態に戻すことができる。

 また、切り取りツールでは、アスペクト比を「元のサイズ」「正方形」「16:9」「4:3」から選べるようになった。

 Google Photosは、もともとGoogleのSNS「Google+」に組み込まれたフォトアルバム機能だったが、Google+から切り離してスタンドアロンのサービスとして昨年5月に公開した(関連記事:Googleの無料画像管理サービス「Photos」、最大1600万画素の写真を無制限で保存)。

 Googleは先月、従来の写真共有サービス「Picasa」を終了する計画を発表し、Google Photosに注力する意向を明らかにしている。米Mashableによれば、今回のGoogle Photosの機能強化は、かつてGoogle+上で統合されていた写真加工ツール「Snapseed」ほど高度ではないが、引き続き多くの編集機能が追加されるものと見られる。

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