米Facebookは現地時間2016年2月26日、動画のライブ配信機能「Live Video」をAndroid端末でも利用できるようにすると発表した。来週より、米国で段階的にAndroid向けに提供する。近いうちに、他の国にも拡大する予定。

 Live Videoは、当初は著名人向けサービス「Mentions」で提供していた機能だったが、昨年12月に一般ユーザーにも利用可能にするとして米国で「iPhone」を対象に限定テストを開始した(関連記事:Facebook、動画のライブ配信機能を一般ユーザーで限定テストへ)。今年1月には米国の全iPhoneユーザーに公開し、その後、米国以外にも展開。現在では30カ国以上のiOSユーザーが利用できるという。

 Facebookで動画をライブ配信するには、近況アップデート画面でLive Videoアイコンをタップする。簡単な説明を入力し、ビデオを見せたい相手を選択して、動画配信を開始する。ライブ配信中、視聴者の数や視聴している友達の名前、リアルタイムのコメントなどを確認できる。ライブ配信が終了すると、通常のビデオ投稿と同様に、タイムライン上にビデオが保存される。

 ライブ配信されている動画は、ニュースフィード上に表示される。視聴者は動画を見ている間に「Subscribe」ボタンをタップすると、次回その人がライブ配信を行う際に通知を受け取れる。

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