パナソニックは2016年2月22日から25日までスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2016」にブースを出展し、業務用4.7型ハンドヘルド端末「TOUGHPAD(タフパッド)」シリーズの新製品を展示した(関連記事:パナソニックが4.7型頑丈スマホ「TOUGHPAD」発売、流通・医療分野狙う)。

 「FZ-F1」は、Windows 10 IoT Mobile Enterpriseを搭載したモデル。Android 5.1.1搭載の「FZ-N1」も展示した(写真1、2)。

写真1●Windows 10 IoTモデル「FZ-F1」
写真1●Windows 10 IoTモデル「FZ-F1」
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写真2●Android 5.1.1搭載モデル「FZ-N1」
写真2●Android 5.1.1搭載モデル「FZ-N1」
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 前モデルのFZ-E1/FZ-X1と比べて、本体は小型軽量化。重量は275gになった。背面形状が大きく変化し、バーコードリーダーを斜めに配置したことで本体の大部分を薄型化した。パナソニックの製品担当者は、「前モデルは耐久性が高い半面、大きすぎて持ちにくいという指摘が多かった。4.7型と画面を小型化し、横幅を細く、背面形状も持ちやすくした」と説明する(写真3)。

写真3●より持ちやすくなるよう本体形状を変更
写真3●より持ちやすくなるよう本体形状を変更
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 これに伴い、バーコードリーダーの位置が本体上面から背面に移動。配置も斜めになった。「斜めに配置したことで、自然な持ち方でバーコード読み取り作業ができる。読み取り時の画面も見やすい」(製品担当者)とメリットを挙げた(写真4)。

写真4●バーコードリーダーは斜めに配置
写真4●バーコードリーダーは斜めに配置
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