韓国サムスン電子は2016年2月21日(現地時間)、スペイン・バルセロナでモバイル製品の発表イベント「Samsung Galaxy UNPACKED 2016」を開催し、最新スマートフォンとして「Galaxy S7」と「Galaxy S7 edge」を発表。VR(仮想現実)や360度撮影への取り組みも発表し、ゲストとして米Facebook CEO(最高経営責任者)のマーク・ザッカーバーグ氏が登壇した。

発表会場の全席にGear VRを設置

 発表会場には、中央のステージを取り囲むように360度に座席が配置され、サムスンのVRヘッドセット「Gear VR」が全席に設置された。イベントには、サムスン電子 無線事業部門長 社長の高東真(コ・ドンジン)氏が登壇。Galaxy S7の発表に際して、Gear VRを装着するよう案内。3D空間から飛び出してくるという演出を用いて、Galaxy S7を披露した(写真1、2)。

写真1●Galaxy UNPACKED 2016の会場
写真1●Galaxy UNPACKED 2016の会場
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写真2●サムスン電子 無線事業部門長 社長の高東真(コ・ドンジン)氏
写真2●サムスン電子 無線事業部門長 社長の高東真(コ・ドンジン)氏
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 Galaxy S7の詳細は、サムスン電子 プロダクト・ストラテジー担当シニアバイスプレジデントのJustin Denison氏が登壇して説明した(写真3)。「前モデルのGalaxy S6は、真のイノベーションを実現した端末だ。だがGalaxy S7はそれを上回る、史上最大の飛躍になる」と紹介した。

写真3●サムスン プロダクト・ストラテジー担当シニアバイスプレジデントのJustin Denison氏
写真3●サムスン プロダクト・ストラテジー担当シニアバイスプレジデントのJustin Denison氏
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