中国Huawei Technologies(華為技術)はスペインのバルセロナで開催中の「Mobile World Congress」で現地時間2016年2月21日、Windows 10を搭載した2-in-1型デバイス「MateBook」を発表した。アジア、欧州、北米で数カ月以内に発売する。希望小売価格は699ドル(799ユーロ)から。

 MateBookは、ビジネス用途を想定したタブレット端末で「スマートフォンのモバイル性とノートパソコンの性能および生産性を組み合わせた」としている。12インチディスプレイ(解像度は2160×1440ドット)を搭載し、プロセッサは米Intelの第6世代「Core M」シリーズを採用。最大8Gバイトのメモリー、最大512GバイトのSSDを内蔵する。

 本体サイズは278.8×194.1×6.9mm、重さは640g。500万画素のフロントカメラを装備する。バッテリー容量は4430mAH。1度の充電による連続駆動時間は9時間。指紋認証機能を搭載する。

 ポリウレタン製キーボードケースと、レーザーポインターとしても使えるスタイラスペン「MatePen」も別売りで用意する。希望小売価格はそれぞれ129ドル(149ユーロ)と59ドル(69ユーロ)。

[発表資料へ]