NECネッツエスアイは2016年2月16日、「産業用ドローン(ミニサーベイヤー)活用サービス」を提供開始すると発表した。ドローンの導入や運用に必要な操縦者教育や点検、修理などを一括して提供する。空撮や災害時の被害調査、インフラ点検などの用途でドローンを活用しやすくする。

写真1●自律制御システム研究所が開発するミニサーベイヤー
写真1●自律制御システム研究所が開発するミニサーベイヤー
(出所:NECネッツエスアイ)
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写真2●NECネッツエスアイは操縦代行サービスなども提供する
写真2●NECネッツエスアイは操縦代行サービスなども提供する
(出所:NECネッツエスアイ)
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 同サービスで取り扱うのは、ドローンメーカーの「自律制御システム研究所」が開発するドローン「ミニサーベイヤー」だ(写真1)。同社は2013年に千葉大学 特別教授の野波健蔵氏が設立したベンチャー。ドローン制御のソフトウエアを独自開発しているのが特徴だ。

 NECネッツエスアイは、ミニサーベイヤーの機体販売だけでなく、飛行に必要な法律知識や操縦方法などの講習、定期点検や消耗品の交換などを体系化。このほか実際の操縦も代行し、空撮サービスなども合わせて提供する(写真2)。