みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)、電通国際情報サービス(ISID)、カレンシーポート、日本マイクロソフトの4社は2016年2月16日、同月からブロックチェーン技術の実証実験に共同で取り組むと発表した。

 この実証実験では、ブロックチェーンやスマートコントラクトによる事務効率化が見込まれる「シンジケートローン(協調融資)業務」への活用を想定した検証を行うという。FinTechによる新規事業創出の専門組織を2015年7月に設置したみずほFG、金融関連システムを手掛けるISID、ブロックチェーン研究を進めるカレンシーポート、ブロックチェーン環境のクラウドサービス「Microsoft Azure BaaS(Blockchain as a Service)」を提供する日本マイクロソフトが、それぞれの知見やインフラを持ち寄る。