図●多言語コンタクトセンター(三者間通訳)サービスのイメージ
図●多言語コンタクトセンター(三者間通訳)サービスのイメージ
(出所:トランスコスモス)
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 みずほ銀行は2016年2月15日、同行のコールセンターで三者間通話の仕組みを活用した外国語対応を4月から始めると発表した。トランスコスモスの「多言語コンタクトセンター(三者間通訳)サービス」を利用する()。対応言語は、英語、中国語、韓国語の3カ国語。「本格的なコールセンターの多言語対応としては邦銀初」(みずほ銀行)という。

 個人向けサービスのフリーダイヤル「みずほインフォメーションダイヤル」において、外国語しか話すことのできない顧客と、みずほ銀行コールセンターのオペレーター、トランスコスモス多言語コンタクトセンターのオペレーター(翻訳者)の三者間を同時通話でつなぎ、逐次通訳をする仕組み。外国人からの問い合わせに適切に対応することが狙い。

 みずほインフォメーションダイヤルのオペレーター約350席のすべてで、三者間通話の通訳サービスを利用できるようにする予定。営業時間は、月曜日から金曜日の9時から17時。今後、対応可能な言語を追加していく予定という。三者間通訳の基盤として利用する多言語コンタクトセンターサービスは、トランスコスモスが2015年12月から提供している。