NTTドコモは、北海道旅客鉄道(JR北海道)の協力で、青函トンネル内の旧竜飛海底駅(竜飛定点)および旧吉岡海底駅(吉岡定点)において携帯電話サービスを2016年2月19日から提供開始する。災害時などに携帯電話の通話とパケット通信が利用可能。

 竜飛定点は青森県側の海面下135.0m、吉岡定点は北海道側の海面下149.5mに位置する、緊急時の旅客避難所および保線基地。今回、両定点のホームと避難所、避難用ケーブルカーの運行区間でFOMAおよびLTE回線を利用できるようにした。

 今回の施策は、災害時における乗客の安否確認連絡など災害対策の一環。車両の緊急停車時を対象としたもので、通常運行時の利用は想定してない。

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