米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は2016年2月11日(米国時間)、サーバーレスのイベント駆動型コード実行サービス「AWS Lambda」から、仮想プライベートネットワーク「Amazon VPC(バーチャル・プライベート・クラウド)」内のリソースにアクセスできるようにしたと発表した。Lambdaと、VPC内で稼働しているデータベースなどとの連携が可能になる。

 これまでLambdaからアクセスするリソースは、インターネットからアクセスできるように設定する必要があった。このため、VPC内にデータベースを設置し、重要データを管理しているようなケースでは、Lambdaを活用できなかった。今回の機能強化により、対象のVPCやサブネットなどを指定することで、Lambdaから接続できるようになった。

 LambdaのVPC対応は、2015年10月に発表されていた。同社ブログによれば、「非常に求められていた機能」という。