テックビューロは2016年2月5日、プライベートブロックチェーン「mijin」のPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを始めたと発表した。2016年6月末まで無償で利用できる。

 2016年1月にさくらインターネットと始めた実証実験環境「mijinクラウドチェーンβ」のネットワーク共用版となる。Windows環境で動作する無償のウォレット(財布)アプリ「Light Wallet」を通じ、仮想通貨の発行、簡易な銀行業務の模擬などの実験ができる。

 このほか、公開されたAPI上でアプリケーションを開発することで、アセット(資産)管理、取引所運営などの実証実験ができるという。

mijinでは、ドメイン管理機能「namespace」を通じ、同一ネットワーク上で設定の異なる仮想通貨やアセットをツリー上に実装できる。上図の場合、ドルと円の残高を「mijin」というネームスペース下の「fiat」というサブスペースで管理し、ポイント残高は「mijin」のネームスペース下で直接管理している
mijinでは、ドメイン管理機能「namespace」を通じ、同一ネットワーク上で設定の異なる仮想通貨やアセットをツリー上に実装できる。上図の場合、ドルと円の残高を「mijin」というネームスペース下の「fiat」というサブスペースで管理し、ポイント残高は「mijin」のネームスペース下で直接管理している
(出所:テックビューロ)
[画像のクリックで拡大表示]