図●おまかせ勤怠管理 Powered by KING OF TIMEの概要
図●おまかせ勤怠管理 Powered by KING OF TIMEの概要
(出所:伊藤忠テクノソリューションズ)
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 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2016年2月4日、SaaS型の勤怠管理サービス「おまかせ勤怠管理 Powered by KING OF TIME」()を開始した。サービス自体はヒューマンテクノロジーズが運営している「KING OF TIME」(関連記事)そのものであり、CTCが事前検証などの付加価値を付けて再販する。価格(税別)は管理対象1ユーザー当たり月額300円から。販売目標は4年間で10万ユーザー。

 勤怠管理ソフトをSaaS型クラウドサービスとして利用できる。各種のタイムレコーダー機器から入力された打刻データを収集し、勤怠データとして管理する。管理者向けのWeb画面からは、日々の打刻状況をリアルタイムに確認/編集できるほか、月ごと拠点ごとの集計データを確認できる。タイムレコーダー機器としては、パソコンに接続する認証デバイスや専用装置、FeliCaのリーダー機能を搭載したスマートフォン(iOS/Android)などを利用できる。

 CTCが今回始めるサービスはKING OF TIMEの再販に当たるが、オリジナルのKING OF TIMEと比べてCTCによるサポートなどの付加価値が得られる。例えば、企業に勤怠管理サービスを適用できるかどうかを就業規定を基にトライアル環境で事前検証できるPoC(概念実証)サービスを無償で提供する。また、CTCの既存サービス「おまかせ健康管理」を利用している場合は、同サービスとのデータ連携を支援する。これにより、健康面でのケアが必要な社員への適切なフォローも可能になるとしている。