図1●各社の役割り
図1●各社の役割り
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 NTT西日本と吉本興業は2016年2月2日、バイタルデータで「笑い」を見える化する「スマート光お笑い劇場」を、なんばグランド花月において2月3日から共同開催すると発表した。

 NTTスマートコネクトが提供する「ココロの視える化サービス」を利用する。バイタルデータ計測用の装置を設置した座席において、観劇中の表情から算出した笑顔率に加え、心拍数、呼吸数などのデータを収集、解析して笑いを数値化。笑ったレベルを「視える化」(同社)する。

 例えば、カメラで撮影した顔の表情をカメラで分析し、笑顔レベルを取得する。心拍数、呼吸数などは マイクロ波センサーで取得する。笑顔率や心拍数などのバイタルデータを総合的に判定し、「笑福度」として表示し、スマートフォンなどから専用のWebサイトで確認できるようにする。

 バイタルデータの取得は、NECとシャープの協力を得る。NECからは、顔認識技術を用いて、顔の表情から笑顔率を取得する技術の提供を受ける。シャープからは、マイクロ波センサーにより取得するデータから、心拍数、呼吸数などを算出する技術の提供を受ける。

 今回のプロジェクトでは、なんばグランド花月の2階最前列中央11席が対象の座席となる。開催期間は2016年2月3日~2016年3月28日。

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