図1●Logifit TM-基幹の概要
図1●Logifit TM-基幹の概要
(出所:富士通)
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図2●Logifit TM-配車の概要
図2●Logifit TM-配車の概要
(出所:富士通)
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 富士通は2016年1月27日、輸配送業者などに向いた物流業務ソフト群「FUJITSU ロジスティクスソリューションLogifit(ロジフィット)」のラインアップを拡充し、新たに基幹業務ソフト「Logifit TM-基幹」と配車支援ソフト「Logifit TM-配車」の販売を開始した。いずれも2月中旬に提供開始する。

 Logifit TM-基幹は、輸配送における受注や配車管理、売上・請求・支払管理、経営収支などを一括して行う基幹業務ソフト(図1)。ルート配送や中・長距離輸送など多様な販売形式に対応する。倉庫業務管理や運行管理などの他システムと連携することで、運送に関する統合的な収支管理が行える。

 Logifit TM-配車は、適切な配送ルートや積荷量、委託配送業者などを計画できる配車支援ソフト(図2)。中・長距離の輸送業務や配送途中の積込・荷卸業務についても、自動で配車計画を立てられる。地域ごとに異なる配送業者の運賃表から各配車ルートに見合った収支を算出し、適切な委託配送業者やルートを選択することができる。

 価格(税別)は、以下の通り。Logifit TM-基幹は、ミニマムモデルが700万円、標準モデルが1400万円、フルモデルが2800万円。Logifit TM-配車は220万円から。販売目標は、2018年度上期(2018年9月末)までにLogifit TM-基幹が40社60本、Logifit TM-配車が60社200本。