「カンタン文書活用 タイプZ」の利用イメージ
「カンタン文書活用 タイプZ」の利用イメージ
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 リコーは2016年1月22日、簡単な操作で文書の電子化やデータ活用が可能な複合機用アプリケーション「カンタン文書活用 タイプZ」を1月25日発売すると発表した。複合機でスキャンした書類の保存先やファイル名などをあらかじめ設定し、ワンタッチで紙文書を電子化できる。標準価格(税別)は、複合機1台当たり7万円から。

 紙文書の電子化に関する機能を複合機のタッチパネルから操作できるソリューション。標準機能の「カンタン文書登録機能」は、注文書や契約書などの業務ごとに、あらかじめファイル名の付け方や保存先、変換したいファイル形式などをボタン登録できる。スキャンした文書はタッチパネル上から確認できる。

 また、新たに同社の文書管理システム「Ridoc Document System」やオンプレミス型プライベートクラウドサービス「e-Sharing Box」との連携機能を搭載。文書を直接文書管理システム内の個人キャビネットに保存でき、さまざまな文書をまとめて管理できるバインド機能、気になる箇所にメモを付ける付せん機能などが利用できる。

 このほかにも、スキャンした文書をWordファイルやODFに変換できるOCRソフト「e.Typist 5 ライセンス for RICOH e-Sharing Box」や名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリング PRO」(メディアドライブ製)、入力フォーム付きPDF作成ソフト「やさしくPDFへ文字入力 PRO」(メディアドライブ製)といった外部アプリケーションとの連携が可能。

 対応複合機は「MP C306」シリーズ。今度順次対応機種を追加するとともに、連携可能なアプリケーションを順次拡大していく。

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