サイオステクノロジーは2016年1月15日、機械学習機能を搭載したIT運用分析ソフトウエアの最新版「SIOS iQ Version 3.4」を同日提供開始したと発表した。問題の根本原因と影響範囲を可視化する機能を追加した。
SIOS iQは、システムに存在する全てのオブジェクトの振る舞いと関連性を分析・学習する機能を搭載。問題や問題の予兆を検出すると自動的に根本原因や影響範囲を分析できる。
最新版では、検出した予兆に関連するオブジェクト、問題の根本原因を作り出しているオブジェクト、影響を受けているオブジェクトをグラフィカルに可視化する機能「Topology Impact Analysis View(トポロジー インパクト アナリシス ビュー)」を追加した。
また、オブジェクトの振る舞いを「アノマリ(異常な振る舞い)」と判定する感度を調整する機能、物理ホストの故障許容台数を分析する機能などを追加した。
1物理ホストに1ライセンス利用するサブスクリプション形式で提供する。ライセンス価格はStandard Editionが12カ月24万円(税別)。無償版のFree Editionも用意する。