FREETELブランドを展開するプラスワン・マーケティングは2016年1月14日、本社で製品発表会を開催し、2016年に発売する新製品や事業戦略について説明した。

 発表会には、プラスワン・マーケティング代表取締役の増田薫氏が登壇。2015年の同社の事業について、「FREETELにとっての基礎を築いた年。FREETELというブランドを初めて耳にした人も多いのではないか。ハードウエアとSIMカードを両方手がけるSIMフリーキャリアとして、実店舗展開やサポートにも注力してきた」と振り返った(写真1)。

写真1●プラスワン・マーケティング 代表取締役の増田薫氏
写真1●プラスワン・マーケティング 代表取締役の増田薫氏
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 SIMロックフリー端末の「雅」(MIYABI)や「極」(KIWAMI)については、「発売日に即日完売した」(増田氏)と振り返る。具体的な出荷台数は公表しなかったが、「BCNランキングのSIMフリージャンルで1位を獲得した。カンボジアSEATELから発売したPriori2 LTEは3週間で完売した」(同)と語った(写真2)。

写真2●BCNランキングでSIMロックフリー端末として1位に
写真2●BCNランキングでSIMロックフリー端末として1位に
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 SIMカードの「FREETEL SIM」については、「ヨドバシカメラで6カ月連続シェア1位を獲得した。App Storeの利用が無料のiPhone SIMや、訪日外国人向けにFacebookやWeChatが使い放題のプリペイドSIMを発売。市場の中でもユニークな製品だ。海外でも488の記事で紹介された」(増田氏)と語った(写真3)。

写真3●2015年12月に訪日外国人向けSIMカードを発売
写真3●2015年12月に訪日外国人向けSIMカードを発売
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