高知県と富士通は2015年12月26日から27日にかけて、東京都内でハッカソンイベント「トマトHACK!!」を開催した。社会人と学生の合計約30人が参加。7チームに分かれて、高知県産トマトの知名度やブランド価値を向上させるためのアプリケーションを開発した(写真1)。

写真1●高知県産トマトのブランド価値を高めるアプリを開発
写真1●高知県産トマトのブランド価値を高めるアプリを開発
[画像のクリックで拡大表示]

 今回のイベントは、アプリ開発と同じ時間内に、各チームでトマトを使った料理を作る「クック&ハッカソン」(写真2)。アプリと料理の両方を審査対象とする。こうしたハッカソンイベントは珍しい。「各チームで料理を作ってもらうことにより、高知県産のトマトを身近に感じながらアプリ開発を進めてもらうことができた。チームの一体感を醸成するのにも役立った」。同イベントのファシリテーターを務めた富士通総研の佐々木哲也チーフシニアコンサルタントはこう話す。

写真2●アプリ開発と同じ場所で料理を作る
写真2●アプリ開発と同じ場所で料理を作る
[画像のクリックで拡大表示]