画面●PICON(ピコン)の画面
画面●PICON(ピコン)の画面
(出所:ネクスウェイ)
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 ネクスウェイは2016年1月6日、写真共有アプリ「PICON(ピコン)」(画面)をバージョンアップし、TOLOTが提供するフォトブック作成サービス「TOLOT」に写真データを送る機能を追加した。これにより、紙に印刷されたフォトブックの形で写真を共有することが容易になった。

 PICONは、写真共有アプリである。旅行などのイベント期間中に撮られた写真を、イベントの参加メンバー間で共有する使い方を想定している。共有された写真は、共通のタイムライン上に撮影順に並べて表示する。写真それぞれに「超イイネ」「イイネ」「ヨクナイネ」の評価を付けられる。評価の高い写真を大きく表示する。人気のある写真で構成したコラージュ写真の生成もできる。

 今回のバージョンアップでは、人気が高い写真を使ってフォトブックを作成できるようにした。具体的には、フォトブック作成サービスのTOLOTとAPI連携し、TOLOTに写真画像を転送してTOLOTにフォトブックを注文する形になる。フォトブックの作成料金(8%消費税込み)は、作成したフォトブックの郵送料を含んで1冊当たり500円。

 PICONの基本的な使い方はこうだ。まず、イベントの名前と日程を登録する。写真を共有するメンバーを、メールやLINEなどを用いて招待する。メンバーは、撮影済みの写真の中から、共有したい写真を選んでクラウドにアップロードする。イベント期間中に撮影した写真には標準でチェックが入っているので、必要に応じてチェックを外して共有する写真を選ぶ。これで写真を共有できる。

 PICONは、アプリケーション本体を無料でダウンロードできるほか、クラウドサービスも無料で利用できる。写真を保管するクラウドサービスの容量や期限に制限はなく、なおかつ画質を落とさずにオリジナルのまま保存できる。稼働環境は、現在はiOS版しかないが、Android版の提供を予定している。