写真1●体を使って楽しむゲームとして生まれ変わったパックマン
写真1●体を使って楽しむゲームとして生まれ変わったパックマン
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 子ども向けのスマートバンド「Moff Band」を開発するMoffは、スマートバンドで楽しめる「PAC-MAN(パックマン)Powered by Moff」を発表した。2015年9月に発表していたバンダイナムコエンターテインメントとの協業の第1弾ということになり、2016年1月6日に米国ラスベガスで始まる展示会「CES2016」に出展する。CES2016開幕を直前に控えた2016年1月5日に行われた、毎年恒例となっているサテライトイベント「Digital Experience!」では、一足早く体験できた(写真1)。

 もともとパックマンは、ゲームセンターなどに置くアーケードゲームとして始まり、その後ゲーム専用機などに移植されたが、Moffとの協業によって、体を動かしながら楽しむ「ゲーミファイド・フィットネス・プラットフォーム」として生まれ変わった。2016年春にも配信開始予定という。

 今回の協業の成果は、Moffが進める事業者向け(B2B)ソリューションの具体例となる。Moffは今後、バンダイナムコと同様のB2Bソリューションに力を入れていく方針だ。

 なお、CES会場で受賞式が行われる「2016 KAPi(Kids at Play Interactive) Award」では、既に受賞が決まっている「Best Digital/Physical Bridge」賞の表彰が行われる。