ファーウェイは2016年1月5日(現地時間)、米ラスベガスでの「CES 2016」に先駆けてプレスカンファレンスを開催し、6型スマートフォン「Mate 8」やスマートウオッチ「Huawei Watch」の高級モデルなどの新製品を発表した。
世界シェアは3位、次は2位のアップルを狙う
プレスカンファレンスには、ファーウェイのコンシューマービジネスグループCEO(最高経営責任者)のリチャード・ユー氏が登壇。グローバルにおける同社の業績について振り返り、「売上は70%近い増加で200億ドルを超え、スマートフォン出荷台数は44%伸びて1億台を超えた」と語った(写真1)。
スマートフォン市場では世界3位のシェアを獲得したとのデータを引用し、「2桁に近いシェアがある。アップルを抜いて2位になる日も近い」(ユー氏)との見通しを語った(写真2)。
世界各国に展開する小売店「ファーウェイストア」は3万4000を超え、ブランド認知度は76%上昇したと語った。ブランド力はInterBrandの調査では世界88位に、BRANDZでは70位にランクインしたことをアピールした。
2016年の事業戦略については「イノベーションリーダーであり続ける」(ユー氏)と語った。最近発表した製品として、サファイアクリスタルを採用した初のスマートウオッチ「HUAWEI WATCH」や、4色のイメージセンサーを搭載した「HUAWEI P8」、最上位モデルで感圧タッチを搭載する「HUAWEI Mate S」を取り上げ、今後も技術革新により市場をリードしていくとの方向性を示した。
6インチスマホ「HUAWEI Mate 8」を発表
新製品の詳細は、ファーウェイ コンシューマービジネスグループ・端末事業部プレジデントのKevin Ho氏が解説した(写真3)。